

最悪です! どうしたらいいのかわからないよ。

どうしたんですか? 田中さん、暗い声ですね。

そうなんだよ。 前回、仕事で海外に行かなくてはいけない時に、フクヤマさんから海外旅行保険と英文証明書を用意してもらったでしょ。
その時に行った国で新型コロナウイルスに感染したみたいなんです。
無症状なのは良かったけど、まさか帰国して10日後に感染が発覚するとはね.....
フクヤマさんの海外旅行保険はコロナウイルス対応だったので、安心だったけど保険が切れているので、最悪の気分だよ。

えぇぇっ、それは一大事ですね! それじゃあ、保険金請求の手続きを始めちゃいますね。

何、言ってんの!(怒)
私の保険は帰国した10日前に切れているんですよ!
こんな時にバカみたいな冗談言わないで下さいよ!(涙)

10日前の帰国された日に、保険が満期になった事はもちろん、知っていますよ。
だから、言ってるんです。
10日前に切れた海外旅行保険を新型コロナウイルスに適応するんです!

えええ~ 真剣に言ってるの! マジですか~
(≧▽≦)

では、なぜ? 満期を迎えた海外旅行保険が新型コロナウイルス感染に適応できるかをご説明しますね!
プロでも知らないマニアックな話なので、このサイトを見たあなたはラッキーかもしれませんね。

やっぱ、この人プロだわ...
東京海上日動の海外旅行保険のすごさ
このサイトでは、東京海上日動の海外旅行保険の話を沢山してきましたが、今日はプロでも知らない本当のすごさをご紹介させていただきます。
今は新型コロナウイルスの影響で、観光で海外に行かれる方は少ないですが、仕事でどうしても行かないといけない方は海外旅行保険を考えておられると思いますので、参考にして頂ければと思います。
海外旅行保険と新型コロナウイルスの関係
ご存じないかもしれませんがオリジナルの保険証券には、この文字が記載されていないんです。
新型コロナウイルス対応

えっ! そうだったの!? フクヤマさんに任していたから気が付かなかったよ。
と、このような方が普通です。
では、どうして新型コロナウイルス対応なのに、その記載が無いのか? という疑問が生まれますよね。
本当に新型コロナウイルス対応の保険なのか? と言われる方もおられます。
指定感染症に対応する保険
東京海上日動の海外旅行保険は指定感染症をカバーしています。
指定感染症とは?
ものすごく簡単に言うと、国がこの病気は感染症ですよ! といった病気(感染症)のことです。
なぜ? 病名(感染症名)を書かないのか?
単純に、新型インフルエンザ、MERS、SARS対応 と書けば、だれでも分かるのに! と言われるかもしれません。
たしかに、その通りだと私も思います。
ですが保険会社の立場でお答えさせて頂くと、新しい病名の明記をするには時間が必要になります。
おそらく3か月~半年くらいかかるでしょう。
また新しい感染症は、海外から発生します。
海外旅行保険に加入されている方は、海外にいるから保険加入されていますので日本にいる私たちよりも感染リスクが高いのです。
海外にいるお客様が新しい感染症に感染した場合、一日でも早く対応しなければいけません。
その解決策が、国が決めた感染症に自動的に対応できる方法が【指定感染症に対応】という文言なのです。
簡単に言いますと、あなたが旅行中に日本が指定した感染症に感染した場合はカバーされます。
また、それだけではないのです!

では問題です! 保険が切れてから、何日以内なら東京海上日動の海外旅行保険は適応できると思いますか?
- 1)満期日もしくは旅行終了から1週間後まで
- 2)満期日もしくは旅行終了から2週間後まで
- 3)満期日もしくは旅行終了から3週間後まで
- 4)満期日もしくは旅行終了から30日間まで

隔離期間が2週間だから、1週間延長して3週間の時間があると十分なので
答えは3番ですね!

確かに隔離期間は2週間なので、3週間あれば十分ですよね!

ですが、東京海上日動の海外旅行保険の場合は、旅行行程中もしくは旅行行程の終了日を含めて30日を経過するまでに医師の治療を開始した場合にも保険適応されるんです。
あまり知られていませんが、新型コロナウイルス拡大で病院に入院できない方も多くおられますが、そのような方は医師の指示より、ホテルでの隔離もしくは治療も保険対象になるようにしているのです。
そして、海外旅行保険だけではなく沢山の種類の保険にも適応していっているのです。
詳しくは東京海上日動のHPでご確認ください。
なぜ? 旅行終了から長い期間も保険が使えるのか?
これはあくまで個人的な意見ですが、保険会社としての姿勢だと思っています。
我々のような代理店(保険の販売をする人)は事故の受付や、保険金の支払い、そして保険金の支払う経緯などを毎日見ています。
私たちにとって一番困るのが「保険が使えない事故」です。
これは保険を扱うすべての関係者に共通することだと思いますが、東京海上日動という保険会社は基本的に、お客様のトラブルに対して向き合おうとする保険設計をしていると感じています。(お支払いのルールがありますので、個人的な感想です)
このような新型コロナウイルスに対しても、最大限の猶予を持たせることでお客様に対する保険会社の在り方が伝わっていると思います。
まとめ
保険会社は世界に沢山あります。 特に海外に行かれる方は海外の保険会社の保険を利用することも可能です。
基本的に、人は「自分は大丈夫!」と思っておられますが、誰かが旅行中に病気になり、ケガをするのです。
保険を考える上では、どの保険を選ぶのかは 「まさか!」の時にとても大切だということを、知ってください。
一般の方は、ご存じない情報を知って頂き、次回に海外に行かれる方の参考になればと書かせて頂きました。
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