旅行者が安心して病院に行くには? 訪日外国人への想い
日本医師会は、訪日外国人旅行者が急な病気になった時の事を考えて、都会だけではなく地方でも十分な治療を受けれるように政府に進言したことを発表しました。
旅行中の病気は想定されるアクシデントなので、訪日旅行者の誰かが病院に行きますが、安心していくにはどうすればいいのでしょうか?
日本医師会では訪日外国人の旅行者の健康を大切に考えている
2023年に入ってから、日本の水際対策も緩和されて日本に多くの旅行者が来られています。
皆さんも旅行中の病気を経験した方もおられるかと思いますが、旅行中は知らない土地にいますので通常よりも病気になる確率があがります。
日本には日本医師会という組織があり、日本の医療の方向性を示したりしていますが、今回は訪日外国人の旅行者が増えてくることで、旅行中の病気になる人が増え、病院に行かれるケースが増えた際の対応について日本政府に進言しました。
Youtubeで会見がアップされています。
会見は日本語ですので、日本語が分からない方は字幕をご利用ください。
医師会のページは、>>コチラ<<
結局、何を言っているのか?
今回の記者会見では、訪日外国人患者 と 医療機関 を守る為に、厚生労働省に6項目の施策を要望しました。
- 新型コロナ対策の周知や広報(ワクチン接種を含む)の徹底
- 訪日外国人のワクチン接種特例対応の実施
- 予診票や問診票の多言語対応・全国統一フォームの作成
- ワクチン集団接種に関わる医療通訳費用等の負担免除
- ワクチン接種証明書の発行及び日本語・外国語の併記対応
- 平日を含むワンストップ窓口の24時間対応
病気はコロナウイルスだけではありません。 どんな病気になるかは、誰にも分かりませんが、コロナウイルスは何処にでもある病気で、誰でも感染する病気なので特に強い要望を出されたと感じます。
日本には都会ではなく、むしろ地方に独特の文化や観光地が多くあるので、地方の病院も外国人患者に対応できるようにしなければいけません。
そのために 3 と 6 の充実が最重要だと述べられています。
日本での思い出を悪くしない!
旅行中に病気になるのは仕方がない事です。 事前に対策は取れますが、旅行中に絶対病気にならない対策はありません。
なので誰でも可能性として病気になりますが、病院での医療行為を受けると全ての外国人は100%自己負担の医療費を支払わないといけません。
簡単な腹痛だけなら現金で支払えるかもしれませんが、入院や手術が必要になってくると莫大な治療費を請求されることが予想されます。
コロナウイルス発生前も治療を受けたが、支払いをせずに帰国する人が多くあらわれて社会問題になっていました。
同じ問題が出てくることは分かっているので、患者さんは金銭的な心配なく治療に専念し、医療機関も「この人は、治療費を払えるのか?」などの心配なく最善の治療方法を提供できる体制を作ることが急務なのです。
今回の提言のポイントは、旅行者の方に安心して日本に来てもらいたい! という思いがあるのです。
旅行者は何をすればいいのか?
日本に限らず、外国に行った時の病気に対応するのは保険です。
飛行機のチケットを買う際には、海外旅行保険を勧められると思いますが、日本には割安の日本品質の海外旅行保険があります。
31日以内の保険になりますが、保険料が従来の海外旅行保険よりも格段に安いのが特徴です。
保険に入ることで通訳サービスがあったり、病院側も治療費は保険会社が支払ってくれますので安心です。
なにより、あなたが安心して治療に専念できるように事前に準備をしておきましょう。
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