EXPO2025 開幕直前!夢洲駅から感じる大阪万博の“はじまりの空気”

2025年4月13日から開催される大阪・関西万博の玄関口として注目されるOsaka Metro中央線の「夢洲駅」は、未来志向のデザインと機能性を兼ね備えた新しい交通拠点です。
会場に直結していることもあり、多くの来場者がこの駅を利用することが予想されており、その設計や設備には国内外の利用者に対応するための様々な工夫が施されています。
今回は、開催前の万博会場周辺と舞洲駅の探索に行ってきました。
大阪万博の玄関口の様子
開催前ですので、関係者以外は近くに行くことはできませんでした。
東ゲート周辺をご確認ください。







国旗が並んでいますが、開催国の日本が先頭で国名のABC順で並んでいます。



夢洲駅はどんな駅なの?
駅の外観は、白を基調とした大きな屋根が印象的で、広々としたエントランスが特徴です。
駅構内の入り口には大きく「夢洲駅 YUMESHIMA STATION」の文字が掲げられています。
エントランス周辺には関係者と思われる人々が、多くの人が行きかっていて万博がいよいよ始まるんだなと感じさせてくれました。









改札内に足を踏み入れると、天井には幾何学的なデザインが施され、LED照明が天井や床を美しく照らし出しています。
ステンレス調のシャープな素材感と、直線的な照明ラインが交差するデザインは、まさに「未来都市」を思わせるような印象ですね。
壁面には「YOKOSO! YUMESHIMA(夢洲へ)」のサインが大きく映し出されており、デジタルサイネージと連動して、案内情報や広告などが視覚的に訴えかけてきます。
改札機はICカードやQRコードにも対応しており、日本国内はもちろん、海外からの観光客にも分かりやすい表示がされています。
通路には「Tap to ride」や「QR読み取り口」といった多言語表記が床に表示されており、誰でも迷うことなくスムーズに移動できる工夫がなされています。



駅内で特に注目すべきなのが、「オールジェンダートイレ」です。
何これ? と思いましたがよく見てみると性別や年齢、家族構成、身体的事情などに関係なく、誰もが快適に利用できるように設計されたトイレになっていました。
壁にはさまざまなシルエットで表現されたピクトグラムが並び、性別やスタイル、利用者の多様性を尊重したデザインになっています。
こうしたデザインは、ダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(多様性を認め合い、互いに尊重し合う事)を重視する万博の理念を象徴しています。
トイレの利用状況は、外部に設置されたディスプレイによってリアルタイムで確認可能で、空室・使用中・設備内容(ベビーシート、オストメイト対応など)といった情報がわかりやすく示されています。
設備自体も非常に充実しており、手洗い場、着替え台、ベビーチェアや多機能トイレなどが完備され、どんな立場の人でも安心して利用できるよう配慮されています。
Osaka Metro中央線の社内もチェック
通常のOsaka Metroの車内とは違いますね。
座席が少なく多くの人が乗車できるようになっていますし、なぜか充電ポートもありました。
(全ての車両には無いかと思われます)



自動バスも発見!
完全自動では無いようですが、車両のステアリングや加減速操作をコンピューターが部分的にコントロールしますのでドライバーは楽になるのでしょう。
会場周辺には、テスト走行で多くのバスが走っていました。




EXPO2025 開催前の取材まとめ
この夢洲駅は、ただの最寄り駅ではなくて万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」の最初のパビリオンになるでしょう。
駅を訪れるだけで、未来の都市空間や人に優しい公共施設のあり方について体感できると思います。
大阪万博がスタートすれば、多くの人々がこの駅を利用し、万博の会場の一部として夢洲駅はその第一印象を、みなさんの記憶に残る場所になると思います。

おまけ
会場周辺のアスファルトは、一般のアスファルトよりも網目が荒く吸水性が高いように思われます。
開催後には、またご報告させて頂きます。
日本への旅行には東京海上日動が提供する日本製の旅行保険がおすすめです。(31日以内)
>>TOKIO OMOTENASHI POLICY<<