【工事保険】工事現場で起きる、他人事ではない労災事故の対策とは【TokioMarineNichido】

そんなの関係ないよ! の危険性
建設業をされていると多少のケガは珍しい事ではありませんよね。 しかし数年に周りの業者からのシャレにならない事故の話は聞かれると思います。
「うちに限って、そんな事故はないよ!」
「部長に任せているから大丈夫!」
人間は誰しも、そう思いたくなりますが実際に本当にシャレにならない事故は起きているのです。
2021年1月、西彼・長与町の工事現場で屋根から男性が転落して死亡した事故で、長崎労働基準監督署は9日、墜落防止策を取っていなかったとして、大村市の建設会社の代表を書類送検しました。
https://www.fnn.jp/articles/-/282775
そうなんです。 労働監督署が訴えたということは罰則も発生しますし、最悪の場合は….
またこの男性の遺族からも訴えられる可能性は大きく、昨日まで順風だった会社も危険な状態になる事もたやすく想像ができます。
動画がありますので、確認されたい方はコチラ
マンションの現場などでは、「落ちたら終わり」とわかるので人間は本能的に安全帯などをしっかり付けますが、2m位の高さなどでは「めんどくさい!」が先にたってしまいます。
ですが、そのような事を日常にしていることで事故が生まれてくるものです。

2020年は13万人!?は少ないのか?
2020年では13万人が業務上でケガや死亡しているというデータがあります。
詳しくはコチラ↓
https://news.yahoo.co.jp/byline/konnoharuki/20210511-00237267
「あんまり関係ないな!」と思っていると、本当に事故が起きてしまいます。
また最近は情報を簡単に手に入れることができますので、従業員の家族は自分たちを守ってくれる団体に駆け込むケースが増えています。
知らないのは社長だけ!
労災ユニオン
労災ユニオンは労災問題に専門に取り組む労働組合で、組合費も非常に安価で加入しやすいのが特徴で会社に内緒で加入することもできます。
NPO法人POSSE 外国人労働サポートセンター
POSSE外国人労働サポートセンターは、留学生や技能実習生など、日本で働く外国人労働者に対する人権侵害をなくすために、取り組んでいるNPOです。
2019年設立後、年間600件以上の労働相談に対応し、解決してきました。現在、相談は英語、「やさしい日本語」、中国語などで対応しています。
https://foreignworkersupport.wixsite.com/mysite
ブラック企業被害対策弁護団
労働者を守る為の弁護士集団です。
あなたの会社も「ブラック」と呼ばれるかも….
http://black-taisaku-bengodan.jp/
探してみれば、いろいろ出てきますね。
労働者は社会が味方してくれますが、社長のあなたの見方をしてくれる団体等はありません。
自分で自分の会社を守る為には、対策が一番重要になってきます。