なぜか無かった外国人旅行者向けの保険
このサイトでもご紹介している訪日外国人向け保険はあるのですが、1点だけ
「えっ!なんで?」という欠点があります。
それは保険期間が最大31日間だけなのです。
近場の国から来られる方は週末だけ来られる方もいるので十分ですが、多くの方が1カ月以上滞在しているのをご存知でしょうか?
「神社巡りするんだ!」
「北海道でスキー三昧!」
なんて方も沢山おられるんです。
しかし、日本では食べ物も水も違うので突然の病気やケガにあう方もおられますよね。
また、小さいお子さんを連れている。 70歳以上の方が来日される場合には注意が必要ですよね。
日本人の場合は健康保険証があるので基本的に治療費の30%だけ支払うので、そこまで高額になるケースは少ないですよね。 しかし外国人の方々はまったく事情が変わってきます。
数回の通院でもそうですが、入院などになった場合は想像以上の高額になるケースが多いんです。
外国人には分からない日本の病院事情
外国人への治療はどこの病院でも受け入れてくれるわけではありません。
既往症はあるのか? いつも飲んでいる薬はあるのか? などドクターは患者から聞き出すことで治療を進めますが英語が堪能なドクターばかりではないんです。
通訳がいる病院もありますが、そこまで多くはありません。
また治療費の基準が日本人とは全く違うんです!
外国人は原則、自由診療(100%自費)になるんです。
■診療時間増加や通訳コストなどを踏まえ、診療単価を倍数化して請求
http://www.watakyu.jp/archives/7023
外国人旅行者がわが国で医療を受ける場合、原則として自由診療となる。その際、①診療上の時間等が増加することや医療通訳などの別途コストなどを考慮し、例えば診療報酬の単価(1点10円)を倍数化して費用請求すること、②円滑な支払いのため、事前に「概算医療費」を提示し十分に説明することなど、厚生労働省は「外国人患者の受入れのための医療機関向けマニュアル」を作成し、同省のホームページで公開する。
厚労省は3月11日開いた「訪日外国人旅行者等に対する医療の提供に関する検討会」の第4回会議で、訪日外国人に対する適切な診療価格の研究と、外国人患者受け入れのための医療機関マニュアルの進捗状況を報告した。

また、治療費を払わないで帰国する外国人も....
○中小民間病院で月100万円超の未収金は「痛い」。クレジットカード払いの外国人患者しか受け入れたくない
厚労省の調査では、外国人患者の受け入れ実績のある病院のうち18.9%で未収金が発生しており、21病院に関しては未収金の発生額が月額100万円を超えていたという。我々のような中小民間病院で月100万円超の未収金は「痛い」。クレジットカード払いの外国人患者しか受け入れたくない。
http://www.watakyu.jp/archives/7023
病院側からすると笑えない話ですが、払ってくれるかわからない人に治療するのはリスクを伴うので積極的な治療も難しいかもしれません。
また、私は保険に加入しているから大丈夫! とも言えないんです。
「旅行保険に入っていたら安心」はNG
https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/664999/
「外国人患者の受入のための医療機関向けマニュアル(案)」については、厚労省の「外国人患者の受入環境整備に関する研究」研究班の岡村世里奈氏が説明した。2017年度の「医療機関における外国人患者の受入に係る実態調査」では、院内マニュアルが「整備されていない」と回答した病院が約9割に上り、同省は策定したマニュアルを参考にしてほしいとしている。
岡村氏は「今回は特に初心者的な医療機関を対象とし、ポイントを中心にまとめている」とマニュアルの目的を説明。マニュアル(案)から、旅行保険について抜粋して解説した。
マニュアルでは「海外旅行保険にはさまざまなタイプのものが存在し、どのようなタイプなのか把握して適切な対応を取ることが大切」と記載。保険の種類によっては、事前に申請をして資格審査を通らないと支払われないことなどがあるとし、「旅行保険に入っているからOKという考え自体が危険。慣れていない医療機関だと誤解がある」と述べた。
また、医療費概算の事前提示の重要性も強調。トラブルの少ない医療機関では、日本人の平均診療価格に外国人患者向けの倍数をかけて概算し、さらに30%を上乗せして提示しているなどの事例があったという。
こんなケースもありますが、病院側からすると一番安心できるのが日本国内の保険会社です。
国内の保険会社の場合は病院からの問い合わせにも対応できますので、「この人はちゃんとした保険に加入されている!」ということが分かれば日本がほこる最新の治療をしっかり受けて頂くことができるでしょう。

海外旅行保険の逆バージョンの登場です。
そこで登場したのがこの保険です。
32日以上滞在される方の為に、日本人(日本在住者もしくは法人)の方が契約者になってゲストに保険を付けることができます。
60日間(2カ月間)でも90日(3か月間)でもOKです。
こんな方にピッタリです。
● 娘が国際結婚して海外に住んでいるが孫と一緒に2か月間滞在する。
● 海外に長年住んでいますが、日本に一時帰国する。
● 海外の友達が日本に遊びに来るが、保険の事は分からない。
● 自分の国の保険は信用できないから、「日本にいい保険はないの?」と聞かれた。
● 日本人だが海外に住居を移しているので健康保険証がない。

東京海上日動の保険なら病院側もよく知っている場合も多いので、お互いが安心できるでしょう。
ココだけは注意
加入には条件がありますのでご確認ください。
① 日本在住の日本人が旅行者の為に申込む。(旅行者の方は申し込みができません)
② 不法入国でない(パスポートの入国のハンコを写真に撮ってメールしてもらいます)
③ 日本人の一時帰国でも日本在住の方に申し込んでもらいます。
では良い旅を!
もっと詳しく知りたい方へ
2020年4月8日現在、コロナウイルスにも対応しています。
一日帰国された日本人の方も加入できます。
「資料請求フォーム」 をクリックして頂ければ、保険料や保険の内容がわかる資料が自動送信されますので、まずはご確認下さい。